2021/07/05 00:04
SUELABOは小さな工房です。
でも、どこにも負けない技術があります。
それをお伝えしたです。
「どうしてそう言えるの?」とおもわれると思います。
そもそも、通常のオカリナ製作工程は『全て手作業』で行っております。
本当に簡単に言っても、粘土練り、成型、仕上げ、乾燥、調律、焼成、再調律などなど手作業の工程は多岐にわたります。手作業だからこそと言ってはいけないんですが、オカリナは「当たりはずれが多い楽器」として有名なんです。
オカリナ奏者が「ぜひ店舗で試し吹きをしてから購入して下さいね」と伝えるのはそのためです。私もいくつも購入して持っていますが、「え?」というオカリナもあります。
スエラボでは、そういう事がほとんどありません。
なぜか。
SUELABOの工房は美濃焼の一大産地に構えています。粘土にはじまり、道具や技術、技法が昔から息づく町です。
私の友人には美濃焼に携わる粘土原料屋、窯元、原型師、釉薬屋、道具屋など土と炎に携わる人が多くいます。
彼らから学び、技術を活かすからこそ、オカリナ&セラリーナを均一の品質に作れるんです。
もちろん、約10年かけて実験と試験を繰り返し、道具をつくり、職人から技法を学び、工夫を凝らしたからこそです。
その経験からSUELABOの強みにも気づきました。
だから言えるんです。
『どこにも負けない技術があります』と。